網野神社の備忘録
網野神社の備忘録
網野神社にかかわるちょっとした話題をここに記していきたいと思います。
令和6年度 網野神社例祭を執り行いました あみのじんじゃ通信第261号[令和6年10月25日発行] |
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10月13日(日)14日(月・祝)と網野神社例祭を執り行いました。 今年は両日ともお天気に恵まれ、おかげさまで予定していた行事をすべて滞りなく執り行うことができました。 今年は元宮祭の御旅所をこれまでの御陵交差点から旧庁舎跡地に変更し、神楽や太鼓といった神賑行事を奉納していただきました。 旧庁舎跡地には、網野神社の2基の神輿に加え、各区の子ども神輿8基も一堂に会し、大いに盛り上がりました。 今年度網野神社例祭にご参加ご協力いただいたみなさま、心より感謝申し上げます。 |
令和6年度網野神社例祭〜2日間とも快晴に恵まれた秋祭〜 あみのじんじゃ通信第261号[令和6年10月25日発行]に加筆 |
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令和6年10月13日子ども屋台を組み立て、境内に展示しました。昨年は悪天候のため、組み立ててすぐに片付けましたが、今年は天気が良かったので2日間展示することができました。 コロナ禍まではその年の小学4年生が曳いて、町中を巡っていました。 |
令和6年10月14日例祭当日の本殿祭では巫女の「浦安の舞」が奉納されました。地元の高校生2名が夏から稽古に励んで、立派に舞を奉納してくれました。 |
令和6年10月14日今年の還暦を迎えた方もお神輿を担いでくれました。神輿行列を盛り上げてくれました。 |
令和6年度網野神社例祭〜2日間とも快晴に恵まれた秋祭〜 あみのじんじゃ通信第261号[令和6年10月25日発行]に加筆 |
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令和6年10月14日 網野町旧庁舎跡地網野神社を出発した行列は3つのグループに分かれ、それぞれが町を巡り、旧網野町庁舎跡地に集結します。ここで、神職は元宮祭を斎行するためこの場を離れます。 神職が戻って来る間、氏子たちは地元の伝統芸能を楽しみながら、お留守番となります。 まずは網野太鼓による勇壮な太鼓が奉納されました。 迫力ある動画を御覧ください |
令和6年10月14日 網野町旧庁舎跡地 続いては 網野神楽保存会の御神楽奉納です。 網野神楽保存会は地元の若い学生さんが大勢加入して、活気あふれる舞を奉納しました。 |
令和6年10月14日神職は人力車に載せていただき、神輿行列に加わりました。お天気が良かったので、道中は大勢の氏子さんとお出会いすることが出来て、本当に有難かったです。 |
ヴァイオリンの奉納演奏がありました あみのじんじゃ通信第261号[令和6年10月25日発行] |
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10月18日の午後4時より網野神社拝殿にて東京都在住のプロヴァイオリニスト鎌田泉(かまたいずみ)様によるヴァイオリンの奉納演奏がありました。 鎌田様とは、この度ご縁があり、丹後で開催されるご自身のイベントに先がけて網野神社で奉納祭を斎行し、ヴィターリのシャコンヌを演奏していただきました。 プロヴァイオリニストの奏でる音色は透き通って、旋律が秋の風に乗り、とても美しいものでした。 演奏の後は参列者の質問に気さくに答えてくださり、大変有意義な奉納祭となりました。 鎌田泉様、ようこそのお参りでございました。 |
彼岸花が咲きました あみのじんじゃ通信第261号[令和6年10月25日発行] |
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今年は夏の暑さが9月中旬まで続いたためか、網野神社の境内の彼岸花の開花は大幅に遅れ、つぼみが地面から顔を出したのが、9月24日でした。これは昨年と比較しても6日遅いことになります。 昨年も例年から考えると、かなり遅い方でしたし、今年はさらに遅い開花となりました。夏の暑さの影響が各方面に出ているようで心配になります。 とはいえ、開花が遅かった分、例祭期間中も見頃が続き、その点では喜ばしい事でした。 |
令和6年度 愛宕神社例祭ならびにマンドリ神事を斎行しました あみのじんじゃ通信 第258号[令和6年8月25日発行より] |
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令和6年7月24日 午後6時撮影7月24日(水)午後6時からは、愛宕神社例祭ならびにマンドリ神事を執り行いました。この神事は、火の神(かぐつちのみこと)の鎮まる愛宕神社に私たちの普段の生活になくてはならない火への感謝と防火・防災を祈願するものです。 |
令和6年7月24日 午後6時20分頃撮影愛宕神社のある愛宕山は平成25年3月より環境整備を進めており、昨年は京丹後市より津波災害の緊急避難場所に指定されました。このことを受けまして、今年は山頂でもマンドリ保存会にふたつのマンドリを奉納していただきました。昭和40年代に途絶えるまで、マンドリは愛宕山で行われておりました。 それ以来、半世紀以上ぶりに愛宕山頂でマンドリ奉納が行われたということで、今年は記念すべき愛宕神社例祭となりました。 |
令和6年7月24日 午後8時頃撮影例祭の後は、網野神社の拝殿前に場所を移し、網野神楽保存会の「御神楽」、網野太鼓の勇壮な太鼓の奉奏を鑑賞しました。続いて、今度は拝殿前でマンドリ奉納です。マンドリ奉納は中学2年生から今年還暦を迎えた方まで12名のみなさんにお世話になりました。 当日は神事の直前まで何度も強い通り雨に見舞われ気が揉めましたが、神事の最中は奇跡的に雨に見舞われず予定通り執り行うことができ有難かったです。 夕闇にマンドリがパチパチと音を立て回るたびに境内には歓声と拍手が響きました。 今年の愛宕祭も事前準備・当日・後片付けに至るまで多くの皆さまにご協力いただきました。ありがとうございました。 |
令和6年度 夏越の大祓を執り行いました あみのじんじゃ通信 第258号[令和6年8月25日発行より] |
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令和6年6月30日 午後6時「夏越の大祓」を執り行いました。 この行事は、この年の元日からちょうど上半期の最終日となる6月30日の間、知らず知らずの内に身に付いた罪や穢れ(けがれ)を祓い落とし、来る翌日からの下半期も無病息災に過ごせるように祈願するものです。 当日は梅雨の真最中で朝から大雨に見舞われましたが、午後6時前に雨が上がり、大勢の参拝者とともに予定通り神事を進めることができました。 今年も大茅の輪作成には、網野神社神事保存会のご協力を賜りました。どうもありがとうございました。 |
白拍子の歌舞奉納がありました あみのじんじゃ通信 第254号[令和6年5月25日発行より] |
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令和6年5月11日撮影5月11日(土)の午後2時より網野神社拝殿にて、桜井真樹子さんが主宰する「桜樹会」11名による白拍子の歌舞の奉納がありました。桜樹会の歌舞奉納は令和4年以来で、今回で6度目となりました。 |
令和6年5月11日撮影桜樹会の皆様は、網野が静御前ゆかりの地ということもあって、網野神社で歌舞を奉納することに並々ならぬ思いを寄せておられます。当日は汗ばむような陽気ではありましたが、時折強い南風が吹き、これまでになく困難な歌舞奉納となりました。 そのような中でしたが、予定通り6つの演目を立派に奉納されました。 |
令和6年5月11日撮影結びには主宰の桜井様から「さらに修行を積んで2年後に、ここに戻ってまいります」との力強いお言葉を賜りました。桜樹会様、ようこそのお参りでございました。またのお越しをお待ちしています。 |
令和5年度網野神社例祭を執り行いました あみのじんじゃ通信 第246号[令和5年10月25日掲載分に加筆] |
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10月8日(日)9日(月・祝)と網野神社例祭を執り行いました。今年は4年ぶりに神輿連が神輿を担いで神輿巡幸を行い、大変賑やかな例祭となりました。 宵宮にあたる8日には午前に御神楽奉納祭と子ども屋台の組み立てを行いました。 両方とも4年ぶりです。 残念なことに午後から天候が崩れ、屋台の披露は予定よりも早く切り上げることとなりました。 雨は翌9日朝まで続き、心配でしたが奇跡的に例祭直前には上がり、おかげさまで太鼓披露式まですべて斎行することができました。 今年度網野神社例祭にご参加ご協力いただいたみなさま、心より感謝申し上げます。 |
令和5年度網野神社例祭〜4年ぶりの神輿連による神輿巡幸〜あみのじんじゃ通信 第246号[令和5年10月25日掲載分に加筆] |
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令和5年10月8日(日)午前6時頃網野神社拝殿での御神楽奉納祭から2日間に渡る網野神社例祭の幕が開きます。網野神楽保存会は、8日早朝の奉納祭の後、2日間に渡って町内を巡行します。 この御神楽奉納祭はコロナ禍を挟んで、4年ぶりの斎行となりました。 |
令和5年10月8日(日)午前10時頃4年ぶりに子ども屋台の組み立てが行われました。コロナ禍までは、宵宮の正午過ぎから小学4年生の児童による子ども屋台の曳行が行われていたのですが、今年も感染症警戒のため曳行は取りやめとし、屋台の組み立てと展示を行うこととなりました。 綺麗な装飾が目を惹きます。 こちらも4年ぶりの組み立てとなりました。 |
令和5年10月9日(祝・スポーツの日)午前9時頃9日になり、例祭当日を迎えました。例祭開始直前まで雨が上がらず、関係者はヒヤヒヤしましたが、おかげさまで予定通り例祭を始めることができました。 写真は巫女さんによる浦安の舞奉納です。 |
令和5年度網野神社例祭〜4年ぶりの神輿連による神輿巡幸〜あみのじんじゃ通信 第246号[令和5年10月25日掲載分に加筆] |
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令和5年10月9日(祝・スポーツの日)午前10時頃神輿連による神輿巡幸出発です。コロナ禍までは、42歳の本厄年を迎えた世代が中心となり、神輿渡御を奉仕します。 神輿連は本厄年に加え、前厄年や後厄年、さらには、その前後年代も加え約100名で組織されます。 今年度は、42歳の女性も加わるなど、これまでにはなかった取り組みがなされました。 |
令和5年10月9日(祝・スポーツの日)午前11時頃網野神社を出発した神輿などの行列は3つのグループに分かれて、町内を巡り、御陵交差点で合流します。ここでは神職が元宮祭という神事を行うために、一時行列を離れます。 そして神職が戻るまでの間、氏子崇敬者は神楽や太鼓を楽しみます。 写真は勇壮な太鼓を披露する網野太鼓です。 |
令和5年10月9日(祝・スポーツの日)午前12時頃3つの行列の内のひとつが網野神社に帰着しました。この行列は責任役員総代、来賓、さらに還暦者で組織されています。 賑やかな町内を巡り、おかげさまで無事に神社に還り付いてホッとしました。 |
彼岸花の名所となりつつあります |
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網野神社の境内社のひとつである愛宕神社が鎮座する愛宕山は、9月になるとたくさんの彼岸花が咲きます。 特に愛宕神社に続く階段の両脇の斜面は、開花シーズンになると赤一色に染まります。 そのようなわけで、近年は京都の彼岸花スポットにも選んでいただけるようになりました。 https://www.kyotoside.jp/entry/20180901 網野神社でも公式YouTubeチャンネルを開設しておりまして、そちらでも彼岸花の動画を紹介しております。 是非、ご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=QCxsy3umN1Y |
ふたつの夏の神事を無事に修めました あみのじんじゃ通信 第243号[令和5年8月25日掲載] |
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令和5年 6月30日 夏越の大祓 茅の輪くぐり神事 6月30日(金)の午後6時には網野神社境内にて「夏越の大祓」を執り行いました。この行事は、この年の元日からちょうど上半期の最終日となる6月30日の間、知らず知らずの内に身に付いた罪や穢れ(けがれ)を祓い落とし、来る翌日からの下半期も無病息災に過ごせるように祈願するものです。 当日は雨模様となりましたが、4年ぶりに参拝者と声を合わせて大祓詞(おおはらえことば)の奏上を行うことができ、感慨深かったです。 今年も大茅の輪作成には、網野神社神事保存会のご協力を賜りました。どうもありがとうございました。 |
ふたつの夏の神事を無事に修めました あみのじんじゃ通信 第243号[令和5年8月25日掲載] |
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令和5年7月24日 愛宕神社例祭 マンドリ神事7月24日(月)午後6時からは、愛宕神社例祭ならびにマンドリ神事を執り行いました。この神事は、網野神社境内に鎮座する火の神様である愛宕神社に私たちの普段の生活になくてはならない火への感謝と防火防災を祈願するものです。 |
令和5年7月24日 愛宕神社例祭 マンドリ神事例祭の後は、網野神社の拝殿前に場所を移し、網野神楽保存会の「御神楽」、網野太鼓の勇壮な太鼓の奉奏を鑑賞し、引き続き12名の方にマンドリを奉納していただきました。今年は4年ぶりに住吉区青年部の模擬店が出て、ようやく完全な形での愛宕祭の斎行となりました。 24日は平日だったにもかかわらず、多くの参拝者が詰めかけました。 |
令和5年7月24日 愛宕神社例祭 マンドリ神事火の着いたマンドリがパチパチと音を立てて宙を回るたびに境内には歓声と拍手が響きました。今年の愛宕祭も事前準備・当日・後片付けに至るまで多くの皆さまにご協力いただきました。 ありがとうございました。 |
網野神社例祭を執り行いました あみのじんじゃ通信 第231号[令和4年10月25日掲載] |
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10月10日(月・祝)午前8時30分より、網野神社例祭を執り行いました。 今年は3年ぶりに2基の御神輿と共に御旅巡幸を行い、また御陵交差点での神賑行事も復活させることができました。 例祭前日から天候が悪く、子ども屋台の組み立てと展示は残念ながら取りやめました。 当日も明け方まで雨脚が強く、予定通り執り行えるかどうか心配しておりましたが、開始時刻寸前に雨が上がり斎行することができました。 例祭にご協力いただきました多くのみなさま、おかげさまで無事に修めることができました。 心より感謝いたします。 |
令和4年度網野神社例祭〜3年ぶりの巫女舞・御旅巡幸・神楽・太鼓〜 あみのじんじゃ通信 第231号[令和4年10月25日掲載分に加筆] |
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令和4年10月10日撮影3年ぶりの巫女による浦安の舞奉納です。巫女さんたちは2年間のブランクをものともせず、呼吸を合わせて優雅な舞を奉納してくれました。 |
令和4年10月10日撮影3年ぶりの御旅巡幸です。2基の御神輿のうち、先に進む日子坐王の御神輿を今年の還暦者が曳き、後ろの住吉大神・水之江浦嶋子神の御神輿を今年の42歳が曳きます。 42歳の御神輿は令和元年まで担いでいたのですが、今年は人数が少なくなったために台車に載せて曳くこととなりました。 しかし、42歳の皆さんから「やはり初老の記念に担ぎたい」との申し出があり、神社の門前の交差点から拝殿前まで賑やかに担いでくれました。 |
令和4年10月10日撮影人力車も3年ぶりに行列に加わります。42歳の2名が車夫を務めてくれました。 |
令和4年度網野神社例祭〜3年ぶりの巫女舞・御旅巡幸・神楽・太鼓〜 あみのじんじゃ通信 第231号[令和4年10月25日掲載分に加筆] |
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令和4年10月10日撮影御陵交差点での神賑行事まずは網野太鼓の勇壮な太鼓が打ち鳴らされます。 こちらも3年ぶりです。 太鼓を目当てに大勢の参拝客が詰めかけています。 |
令和4年10月10日撮影網野太鼓に続いては、網野神楽保存会の御神楽奉納です。昨年、一昨年と例祭では御旅行列を取りやめにしましたので、この場所で神楽を鑑賞するのも3年ぶりです。 そのため、久しぶりの笛の響きと獅子の舞が心に沁みました。 |
令和4年10月10日撮影無事に御旅行列は神社に還り、還幸祭を行いました。御神輿から御本殿に御神体が還られました。 今年は、とにもかくにも行列が出せて良かったと感じました。 来年は感染症が収まって、さらに賑やかに例祭ができることを願っています。 |
ふたつの夏の神事を無事に修めました あみのじんじゃ通信 第228号[令和4年8月25日掲載] |
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令和4年7月24日(日) 午後6時 愛宕神社例祭 マンドリ神事 7月24日(日)午後6時からは、愛宕神社例祭ならびにマンドリ神事を執り行いました。この神事は、網野神社境内に鎮座する火の神様である愛宕神社に私たちの普段の生活になくてはならない火への感謝と防火防災を祈願するものです。 例祭の後は、網野神社の拝殿前に場所を移し、網野神楽保存会の「御神楽」、網野太鼓の勇壮な太鼓の奉奏を鑑賞し、引き続き12名の方にマンドリを奉納していただきました。 マンドリもコロナ禍のために一昨年は中止、昨年は無観客での奉納でしたが、今年は3年ぶり一般公開で執り行うことができました。燃え盛るマンドリが薄暗の中、豪快に宙を回るたびに境内には歓声と拍手が響きました。今年の愛宕祭にご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。 令和4年度愛宕祭の模様をYouTube動画にまとめました。ご覧ください 第1部 愛宕神社由緒沿革 関係者打ち合わせ会議 マンドリ作成リハーサルなど 第2部 愛宕神社例祭 御神楽奉納 太鼓奉納 第3部 12名の氏子崇敬者によるマンドリ奉納 |
ふたつの夏の神事を無事に修めました あみのじんじゃ通信 第228号[令和4年8月25日掲載] |
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令和4年6月30日(木) 午後6時 夏越の大祓 茅の輪くぐり神事 6月30日(木)の午後6時には網野神社境内にて「夏越の大祓」を執り行いました。この行事は、この年の元日からちょうど上半期の最終日となる6月30日の間、知らず知らずの内に身に付いた罪や穢れ(けがれ)を祓い落とし、来る翌日からの下半期も無病息災に過ごせるように祈願するものです。 当日は、ちょうど2日前に近畿地方の梅雨明けとなり、大変暑い夕方の時間帯ではありましたが、3年ぶりの「茅の輪くぐり神事」ということもあって、多くのご参列がありました。皆さまとともに久しぶりに行列を組んで、輪くぐりができましたことを大変嬉しく感じました。 今年も大茅の輪作成には、網野神社神事保存会のご協力を賜りました。どうもありがとうございました。 |
愛宕神社へ続く「西側参道」が整備開始されました あみのじんじゃ通信 第216号[令和3年10月25日掲載] |
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網野神社拝殿の西側(拝殿に向かって左側)の土地に、このほど愛宕神社に続く新参道の整備が開始されました。 愛宕神社への参道はこれまで境内の東側の石段のみだったのですが、新しく整備された参道からも徒歩で上がれるようになりました。 この新参道は、境内の西側に作られたことから「西側参道」と名付けました。この新しい西側参道もみなさまに親しまれるようになれば幸いです。 現段階では、とりあえず徒歩で上がれるようにはなっているのですが、一部、急峻な箇所もありますので、 これらについても少しずつより良くなるように整備を進めていきたいと考えています。 今日まで9年に渡る愛宕山整備活動 愛宕神社の鎮座する愛宕山は、平成25年から現在まで整備事業を続けてまいりました。 この事業は雑木林のようになってしまった愛宕山をかつてのような美しい姿に取り戻そうということで開始されましたが、 同時に大震災や大津波が発生した際には、この愛宕山が避難場所として役立つようにとの思いも込めています。 今日まで、のべ700名を超える氏子崇敬者さんの御協力のおかげさまで山上はかなり広く、見晴らしも良くなりました。 今度の新しい西側参道の設置で、水之江区方面(夢保育所背面)から愛宕山がグッと近くなりましたよ。 お参りの際は、是非、西側参道も歩いてみてください。 |
令和3年度 網野神社例祭を執り行いました あみのじんじゃ通信 第216号[令和3年10月25日掲載] |
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10月10日(日)午前8時30分より、網野神社例祭を執り行いました。 今年も昨年同様に新型コロナウイルス感染症への警戒のため、 神輿渡御を始めとした賑やかな行事を取りやめにし、本殿での例祭と元宮祭のみに絞って神事を斎行しました。 当日は真夏を思わせる陽気の中、優雅な箏の調べや時に力強い太鼓が打ち鳴らされるなど、 古式に則り厳かに例祭を執り行うことができました。 今年の例祭も多くの皆さまのご協力もあって無事に修めることができ、安堵しております。 来年こそ、皆さまと喜びの中で賑やかな秋祭がご奉仕できますよう願っております。 |
令和3年度網野神社例祭〜氏神様への感謝と一日も早い収束への願いを込めて〜 あみのじんじゃ通信 第216号[令和3年10月25日掲載] |
令和3年10月10日例祭に参列する還暦を迎えた氏子 |
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令和3年10月10日例祭に参列する初老(42歳の本厄年)を迎えた氏子 |
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令和3年10月10日神事に入る前にお清めをします |
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令和3年10月10日年に一度の氏神様に日頃の感謝を捧げます。お供えもの(神饌)も普段より豪華に調えます。 |
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令和3年10月10日神職が祝詞(のりと)を奏上します。例祭祝詞に加え、新型コロナ感染症鎮静祈願の祝詞も奏上しました。 |
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令和3年10月10日神職がご神体をお抱えし、元宮祭を行う最中、参列者は拝殿で留守番をします。この間は太鼓が打ち鳴らされ、ご神体の帰着を待ちます。 |
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令和3年度 愛宕神社例祭を執り行いました あみのじんじゃ通信 第213号[令和3年8月25日発行]掲載 |
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令和3年7月24日の午後5時に恒例の愛宕神社例祭を執り行いました。 この神事は、網野神社の本殿の後ろの愛宕山に鎮座する愛宕神社に私たちの生活には不可欠な火への感謝を捧げ、 当地の防火・防災を祈願するものです。 当日は今年3月より復元工事を行っていた愛宕神社社殿が7月9日に竣工して初めての例祭となりました。 本来ならば、このような記念すべき愛宕祭は多くの氏子さんたちと共に喜びの中で執り行いたかったのですが、 折からの感染症拡大防止のために少数の関係者のみの参列で斎行いたしました。 |
2年ぶりにマンドリ神事を行いました〜無観客開催〜あみのじんじゃ通信 第213号[令和3年8月25日発行]掲載 |
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愛宕神社例祭を修めた後は、網野神社拝殿前に場所を移し、マンドリ神事を行いました。 このマンドリ神事は氏子地域の火の用心を願い、ムギワラを束ねて作った「マンドリ」に火を点け、 円を描くように振り回し、愛宕神社に捧げるものです。昨年はマンドリ神事を取りやめにしておりましたが、 今年はいわゆる「無観客」という形で執り行い、例年よりもマンドリの数を絞り、5名の方に奉納していただきました。 マンドリに点火すると、バチバチと威勢よく音が出ます。大きな火球が回し手を中心に弧を描き、 火の粉と共にムギワラの焦げる匂いが辺りに広がります。やはりマンドリは迫力があります。 感染症が一日も早く収束し、来年こそは、みなさんと共に愛宕神社例祭ならびにマンドリ神事ができますことを願ってやみません。 |
愛宕祭当日のみならずムギワラ栽培や刈入れ、マンドリ作成などマンドリ保存会さんには多大なご協力を賜りました。どうもありがとうございました。 あみのじんじゃ通信 第213号[令和3年8月25日発行]掲載 |
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令和3年5月31日マンドリの材料となる麦の刈り入れをするマンドリ保存会さん現在はこの地域で麦の栽培を手がける農家がないので、麦の入手が困難です。 そのため、保存会さんはマンドリ用にわざわざ育てています。 |
令和3年7月18日24日の愛宕祭を前に責任役員総代さんらが愛宕山の清掃をしています。愛宕神社が鎮座する愛宕山は、ある時から人の管理が行き届かなくなり、 雑木林となっておりました。 そのため、愛宕山をかつての美しい姿へ復活させようとの思いで、 平成25年から整備活動を開始いたしました。 今日もこの活動は継続されており、現在はかなり広々とし、 山上からの見晴らしも良くなってきました。 |
令和3年7月18日愛宕山のふもとでは、マンドリ保存会によるマンドリ作成が行われています。マンドリ神事は平成25年の復活まで、約半世紀にわたって途絶えていました。 そのためマンドリの作り方もマンドリ神事復活当初はよくわかりませんでしたが、 幼いころにマンドリを経験したという方に集まってもらい、記憶を頼りに作成して いただきました。 現在は、復活当初にさらなる改良を加え、さらに安全性を高めています。 昨年(令和2年)はマンドリ神事を断念しましたが、マンドリ作成だけは技術継承の ために取り組んでまいりました。 |
令和3年度 夏越の大祓〜今年も多くの方に大茅の輪をくぐっていただきました あみのじんじゃ通信 第212号[令和3年7月10日発行]掲載
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これは平成18年(2006)の夏越の大祓で作った大茅の輪です。 この時は私も神事保存会さんも初めての経験で勝手がわからず、前任の宮司さんが残された竹製の心棒に、どうにかこうにか茅の葉を結わえたまでは良かったのですが、 参道に立てる時に左右に引っ張りすぎて、ご覧の通り楕円形になってしまいました。 大人の方が前かがみになって、ようやくくぐれるサイズです。 この時の失敗を踏まえ、何度も改良を重ねて、現在の大茅の輪の形になりました。 |
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みなさんは蠶織(こおり)神社社殿の南側に石像の馬があるのは、ご存じでしょうか? 令和3年3月下旬のことです。とても残念なことにこの馬の左後ろ脚が崩落していました。 長きに渡る日照りや風雪でひび割れが生じ、そこから崩れ落ちたものと思います。 そして、よく見ると馬の頭部や右後ろ脚もひび割れており、いつ崩れて落ちてきてもおかしくない状態でした。 折しも春休み期間中で、さらに桜も満開とあって、小さなお子さん連れの参拝者で境内が賑わっていたことから、事故防止のため馬の周囲に柵を設けました。 |
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馬の台座に刻まれた文字を読むと、この馬はある崇敬者によって昭和11年に網野神社に奉納されたもののようです。 奉納者のお孫さんのお話によると、この馬は地元の景気が良くなることを願ったお祖父さまがいくつかの社寺に奉納なさったものの内のひとつだということです。 気品ある立姿で馬は今日まで85年間に渡り、境内を見守ってきました。 あらためて馬を眺めますと過去にも何度か修理や補強をしながら今日まで大切にされてきたことがよくわかります。 現在、責任役員総代会で、馬の取り扱いについて相談をしております。 大変つらいことですが、もしかすると傷み具合から見納めとなるかもしれません。 |
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