網野神社

平成29年度
網野神社例祭
平成29年10月8日(日)・9日(祝・月)

皆さまのおかげさまをもちまして、今年も無事にお祭をおさめることができました。


平成29年10月7日(土)
明日からの網野神社例祭に備え、境内が装飾されます。
拝殿前に幟が上がりました。

平成29年10月7日(土)
太鼓車とお神酒車が組み立てられています。
明日からの2日間はこのトラックの荷台で太鼓が打ち鳴らされ、お神酒の振舞いが行われます。
平成29年10月7日(土)
境内では氏子さん方が清掃をしてくださいました。
おかげさまで、清々しい気持ちで明日からの神事に臨めます。




平成29年10月7日(土)
ワイワイと装飾作業に励む神輿連さん。
平成29年10月7日(土)
正面鳥居前にも幟が立ち、提灯も取り付けられ、明日に備えます。





平成29年10月8日(日)
2日間に渡る網野神社例祭の幕開けは午前6時の御神楽奉納祭です。
平成29年10月8日(日)
約30名の網野神楽保存会さんが拝殿で奉納します。
これは鈴の舞でケガの回復や病気平癒の祈願の舞との事。
平成29年10月8日(日)
網野神楽保存会の神楽舞は4つの舞で構成されています。それぞれ鈴の舞、剣の舞、麦つきの舞、四方舞といいます。
これは四方舞、別名奉納の舞とも言い、ご神前で舞うものとのことです。





平成29年10月8日(日)
引き続き、氏子地域のひとつである御陵区子供神楽です。
ある時から途絶えていましたが、平成26年に復活して現在に至ります。
大人の網野神楽さんの経験者から直接指導を受け練習を重ねています。
平成29年10月8日(日)
御陵区子供神楽は今年もメンバーを増やし、
かわいくも真剣な表情で立派な舞をご神前に
奉納してくれました。
平成29年10月8日(日)
網野神楽保存会も、今年新たなメンバーが増えています。
この地の伝統を継承していくのに、新人の加入は嬉しいことです。





平成29年10月8日(日)
御神楽奉納祭が済んで、しばらくしたら、今度は拝殿前でお神輿の組立てが始まりました。
平成29年10月8日(日)
正面鳥居前では本日午後1時出発の子供屋台の装飾が始まりました。
平成29年10月8日(日)
子供屋台は小学校4年生の男女が引っ張って氏子地域を巡行します。





平成29年10月8日(日)
2基のお神輿は組み立てと装飾が済みました。今日は拝殿中央に置かれます。
平成29年10月8日(日)
午後1時頃、子供屋台の出発を前に神輿連さんが太鼓で景気付けです。
平成29年10月8日(日)
続々と小学校4年生の子供たちが集まって来ました。





平成29年10月8日(日)
子供たちが綱を持って整列しました。
平成29年10月8日(日)
いよいよ子供屋台が出発しました。午後5時まで町中を回ります。
平成29年10月8日(日)
この日の早朝に町へ巡行に出た網野神楽保存会さんです。
このように町々を巡り、神楽の舞を披露しています。





平成29年10月8日(日)
夕方近くなると、網野神社神輿連さんが夜の巡行に出かけます。
まずは、ご神前に道中の安全を祈願します。
平成29年10月8日(日)
夜の巡行に出発です。
これは、明日の神輿巡幸で回り切れない地域を重点的に太鼓を鳴らして回るものです。
平成29年10月8日(日)
夜の巡行では、神輿連の中心世代の42歳をはじめ、前厄、前々厄のみなさんも加わって回ります。





平成29年10月8日(日)
神輿連さんに太鼓の打ち方の指導に当たられる網野太鼓さん。
神輿連が夜の巡行から帰着するまでは、網野神社境内で太鼓の
音を切らすことはありません。
平成29年10月8日(日)
神輿連さんの夜の巡行は、夜10時まで続きました。
みなさん、お疲れさまでした。





平成29年10月9日(祝・体育の日)
一夜明けて、例祭当日の朝です。
お天気に恵まれました。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
網野神社には2基の御神輿があります。
右側のお神輿には住吉大神と水之江浦嶋子神がお乗りになり、左側の御神輿には日子坐王がお乗りになります。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
神輿巡幸を奉仕する網野神社神輿連さん。
中でも例年、42歳の本厄年を迎えた世代が巡幸を取り仕切ります。





平成29年10月9日(祝・体育の日)
午前8時30分の例を前に神輿連の各年代が集まってまいりました。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
定刻になりました。神職と巫女が参進します。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
例祭は24時間365日と絶え間ないご加護をくださる氏神さまに対し、
氏子が一丸となって最大級の感謝を捧げる一年の中でもっとも重要な神事です。
お供え物も鯛など、普段よりもグッと豪勢です。




平成29年10月9日(祝・体育の日)
例祭では巫女による「浦安の舞」も奉納されます。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
2基の御神輿に御神体を御遷しします。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
御神輿を前に御神楽も奉納されます。





平成29年10月9日(祝・体育の日)
御神輿の出発を前に神輿連の各年代の代表による鏡開きです。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
いよいよ御神輿が出発です。まずは神輿連代表の本厄年42歳が担ぎます。
彼らは丸々一年を準備に費やして、今日のこの日の神輿巡幸を迎えました。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
神輿連の神輿巡幸はその参加人数や巡幸距離などをはじめ、
本厄年のみなさんにとって準備がとても大変なのです。
よくぞ今日まで辛抱して臨んでくれました。





平成29年10月9日(祝・体育の日)
今年の神輿連は数えの48歳、43歳〜31歳までの年代で
総勢約160名とのこと。
今日一日、大いに町を盛り上げてください。
そして、誰一人ケガせずに、神社まで戻ってきてください。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
さて、賑やかな神輿連の出発に引き続いて、今度は還暦を迎えたみなさんの日子坐王の御神輿の曳行です。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
還暦のみなさんの御神輿は剣や錦旗などの威儀物を携えた
網野神社の責任役員総代を中心にして行列が構成されます。
そして、その中には神職も人力車に乗せてもらいます。





平成29年10月9日(祝・体育の日)
この人力車は長い間倉庫で眠っていたものを
昨年、総代さんの手で修復され、行列に復活したものです。
引き手のコスチュームもバッチリです。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
同じころ氏子地域の各地でも子供神輿がかわいらしくにぎやかに
巡行しています。町を挙げての秋のお祭です。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
網野神社を出発した2基の御神輿と神楽保存会は集結すべく
御陵の交差点を目指します。






平成29年10月9日(祝・体育の日)
御陵の交差点で本宮祭という神事を行うのです。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
御陵の交差点に着き、神職が御神輿から御神体をお抱えし、
かつて網野神社があった元宮まで向かい、元宮祭を執り行います。
その間、神輿連の御神輿は留守番をします。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
留守番中の御陵交差点ですが、この間は氏子の伝統芸能を楽しんでもらいます。
まずは神楽保存会の奉納舞です。






平成29年10月9日(祝・体育の日)
この舞は背伸びをする姿勢から、急に地面スレスレの姿勢を取ります。
美しくも豪快なこの奉納舞は、身体的にかなりの負担がかかるそうです。
網野神楽保存会さんはかなりの稽古を積んで、この日に臨んでいます。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
引き続いて御陵区子供神楽です。
小さな獅子舞が3匹並んで舞ってます。
ここは御陵区。地元の声援を受けて、張り切っています。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
続いては網野太鼓です。
入魂の迫力のある演奏に参拝客は酔いしれます。





平成29年10月9日(祝・体育の日)
網野太鼓はコバチという基本のリズムパターンをベースに、
中央でオオバチという奏者が代わる代わるアドリブで叩いていくという特色があります。
アドリブ故に奏者それぞれが個性豊かです。
個々人が「神に捧げる太鼓とは何ぞや?」と自分自身に問いかけながら、
厳しい練習を重ねています。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
元宮祭が済んで、お旅の再開です。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
還暦の御神輿行列は網野神社へと向かいます。






平成29年10月9日(祝・体育の日)
還暦の御神輿行列が神社に帰着しました。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
すぐさま還幸祭です。
還幸祭とは、御神輿から御神体を神社の本殿へお遷
しする
神事です。
みなさん、おつかれさまでした。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
一方、神輿連の巡幸は町内を進みます。
色々なところで歓声が起こります。





平成29年10月9日(祝・体育の日)
午後3時頃、御神輿は神社前の大通りにやってきました。
お祭は終盤にさしかかってまいりました。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
神輿巡幸の終盤は劇的な場面が用意されています。
「交差点での攻防」です。
神社に帰ろうとする神輿を、若い世代が簡単に通してはくれないのです。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
「神社に帰らせてくれ。」
「いいや、まだ祭りを終わらせたくない。」
といったやりとりでしょうか?
交差点で御神輿は行ったり来たりを繰り返します。





平成29年10月9日(祝・体育の日)
いよいよ御神輿が正面鳥居をくぐりました。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
もう残すところ数メートルで巡幸は終わりです。
最後の最後、石段やぞ、ケガするな!
平成29年10月9日(祝・体育の日)
おめでとう!無事に神社に帰着です。
すぐさま還幸祭を執り行いました。





平成29年10月9日(祝・体育の日)
御神体の遷す間の静寂。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
さあ、ここからは神輿連各年代の太鼓担当の者たちによる太鼓伝達式です。
今日から来年の祭りに心を引き継ぐための重要な儀式となりました。
一生懸命に太鼓を叩く、その姿に心を奪われます。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
今年の前厄さんによる力強い決意表明です。
つまり来年の例祭では本厄として神輿巡幸を司る立場です。
来年も楽しみです。





平成29年10月9日(祝・体育の日)
神輿連の中心を立派に担った本厄のみなさんのご挨拶です。
いいお祭にしていただきました。ありがとう。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
代表が男泣き!
こちらももらい泣きです。
平成29年10月9日(祝・体育の日)
神輿連にとって、今日の神輿巡幸は実に丸一年をかけた帰着となったことでしょう。
本当にお疲れさまでした。







みなさまのおかげさまをもちまして
無事に平成29年度網野神社例祭を修めることができました。


実りの秋はさらに深まり、丹後は冬へと向かいます。