網野神社

平成30年の夏の神事

ここ数年、夏は暑さを増しておりますが、今年はとりわけ暑い夏となりました。
全国的にも気温が40℃近くまで上がるところがいくつかあり、網野神社の境内も結構な暑さとなりました。
そのような記録的な暑さの中でもおかげ様でふたつの夏の神事は、予定通り斎行できましたので、写真と共にご報告させていただきます。


 

夏越の大祓(なごしのおおはらえ)ならびに 茅の輪(ちのわ)くぐり神事
平成30年6月30日(土) 午後6時斎行

 

 
6月30日の午後6時より本年上半期の罪穢れを祓い落とす「夏越の大祓」を執り行いました。
 この日は正午過ぎから大変強い日差しとなりましたが、おかげさまで大勢のみなさまとともに茅の輪くぐり神事ができました。
 今年は28日の早朝より網野神社神事保存会さんと大茅の輪の調製にかかりました。
小雨の降る中、早朝より茅の葉を刈り取り、軽トラック2台に満載し、直径3mの芯棒に結わえ付け、その日の夕方に参道に設置いたしました。今年も大変立派な大茅の輪にしていただきました。
 神事保存会さんには大祓当日もお世話になりました。どうもありがとうございました。



夏越の大祓 茅の輪くぐり神事
平成30年6月30日(土) 午後6時斎行

平成30年6月30日 午後6時
最初に神職が神事のいわれなどを説明いたします。
平成30年6月30日 午後6時
ご参列のみなさんと大祓詞(おおはらえことば)というお浄めの祝詞を奏上します。
平成30年6月30日 午後6時
茅の輪くぐり神事も13回目となりました。
今となっては、この地域の恒例行事として定着してきたように思います。


愛宕神社例祭 ならびに マンドリ神事
平成30年7月24日(火) 午後5時斎行


 7月24日(火)の午後5時より、網野神社境内の愛宕神社で愛宕神社例祭を執り行いました。
 この神事は火の神様であり火の用心の守護神である愛宕神社に、普段の私たちの生活になくてはならない火への感謝と地域の防火防災を祈願するものです。
 引き続き午後6時からは網野神社の拝殿や境内で5つの団体による楽しい神賑(かみにぎわい)行事を行い、午後8時からは、今年で復活して6度目となるマンドリ神事を行いました。ここでは最年少が中学2年生で最年長は70代の方まで、18名の方がマンドリを勇壮に奉納され、境内は歓声に包まれました。
今年の愛宕祭も準備や当日、後片付けまで実に約150名の方にご協力をいただきました。おかげさまで事故なく修めることができました。


愛宕神社例祭 ならびに マンドリ神事
平成30年7月24日(火) 午後5時斎行

平成30年7月24日(火) 午後5時
網野神社の本殿の後ろにある丘を愛宕山と言い、
この丘には当地の防火防災の守護神である愛宕神社が御鎮座しています。
この例祭では常日頃、私たちの暮らしになくてはならない火のありがたさに対し、御神前に感謝を捧げ、防火防災を祈念します。
平成30年7月24日(火) 午後6時
愛宕山での神事を修め、午後8時のマンドリ奉納までの間は網野神社の拝殿前で神賑行事を行います。
今年は5つの団体に芸能を奉納していただきました。
夏祭りの楽しい一コマです。
平成30年7月24日(火) 午後8時
 マンドリとはムギワラを束ねたものに火を点け、振り回して火の神様にお捧げする神事です。
 この神事は網野神社で古くから行われてきたのですが、昭和40年代のある時を境に途絶えておりました。
 それを平成25年に復活して、今年で6回目を迎えました。
 この神事で用いられるムギワラは、特別に栽培したものです。現在、近隣の農家でもムギワラを育てておられる方が少なくなったためです。