網野神社


平成30年度
網野神社例祭
平成30年10月7日(日)、8日(祝・月)

おかげさまをもちまして、今年の例祭もすべて修めることが出来ました。


平成30年10月6日(土曜日) 前準備

平成30年10月6日 土曜日
いよいよ明日から網野神社の例祭が幕開けです。
ところが大型の台風25号が九州方面に近づき、日本海側を通過するという天気予報で関係者は緊張した様子で準備を進めております。
お空といえばそのことが信じられないくらいの青空です。

平成30年10月6日 土曜日
台風の接近は気になりながらも、やはり年に一度のお祭りを前にじっとしていられないといったところでしょうか?わあわあと幟(のぼり)立てが始まりました。
平成30年10月6日 土曜日
立派に幟が立ちました。この時期、周辺地域でも秋祭りを迎えるのですが、台風の接近に伴い行事内容の縮小などで対応されたところもありました。
台風が網野の横を過ぎるのは、この夜です。


平成30年10月7日(日曜日) 宵祭

平成30年10月7日 日曜日 午前6時頃
恐れておりました台風も丹後を過ぎていきました。
おかげさまで朝6時には、2日間の例祭の幕開けとなる御神楽奉納祭を行うことが出来ました。
早暁の境内で、厳かに舞が奉納されます。
平成30年10月7日 日曜日 
地元の網野神楽保存会による御神楽の奉納です。
例祭の2日間は、二手にわかれ、町中を御神楽を舞いながら巡行します。
とりわけ、この拝殿での御神楽奉納祭では、通常ではみることのできない舞が奉納されているとのことです。
平成30年10月7日 日曜日
引き続いては御陵区の子供神楽の奉納です。
御陵区の子供神楽は、御陵区在住の小中学生により結成されたもので、指導には網野神楽保存会のOBなどがあたっています。
子供神楽に加わる子供たちにとっては練習も大変でしょうが、地元の伝統芸能に触れることのできるまたとない機会となっています。


平成30年10月7日(日曜日) 宵祭

平成30年10月7日 日曜日 午前7時頃
巡行に出発する前の記念撮影する網野神楽保存会です。
青い袴(はかま)の「青隊」と黒い袴の「黒隊」の二手に分かれて、町々を巡ります。
ここ数年、中学生高校生をはじめ若い会員が増えました。
フレッシュさに加え、より一層、元気な舞を期待しています。
平成30年10月7日 日曜日 午前7時頃
こちらは奉納を無事に済ませ、安堵した表情で記念撮影に臨む御陵区子供神楽。
まだ、明るくならないうちから神社に駆けつけて、奉納してくれました。
みなさん、立派でしたよ。
明日の御陵交差点での元宮祭でも元気な舞を奉納してください。
平成30年10月7日 日曜日 午前8時過ぎ
御神楽奉納祭を無事に修め、一段落した境内ですが、実は各所でいくつか動きがあります。
拝殿前では、神輿連さんが明日の神輿渡御を前に輿棒の組み立てをなさっています。


平成30年10月7日(日曜日) 宵祭

平成30年10月7日 午前8時過ぎ
輿棒にお神輿が結び付けられています。
この時、来年の神輿渡御を取り仕切る前厄さんも食い入るように一連の流れを確認しています。
平成30年10月7日 午前9時頃
こちらでは7日の午後1時15分に網野神社を出発する子供屋台の飾り付けが開始されます。
屋台が倉庫より、正面鳥居のところまで運ばれて行きます。
平成30年10月7日 午前9時頃
子供屋台の上部中央に松の枝が取り付けられました。


平成30年10月7日(日曜日) 宵祭

平成30年10月7日 午前9時45分
子供屋台の後方には、このような色とりどりの布が取り付けられます。
平成30年10月7日 午前9時45分
屋台に提灯などで飾られていきます。
平成30年10月7日 午前10時頃
一方、拝殿では輿棒にお神輿本体が結わえられ、拝殿中央に安置されようとしています。


平成30年10月7日(日曜日) 宵祭

平成30年10月7日 正午頃
網野神社の2基のお神輿が拝殿内に安置されています。
向かって左が網野神社の主祭神である日子坐王(ひこいますのみこ)のお神輿。
向かって右が住吉大神(すみよしおおかみ)、水江浦嶋子神(みずのえのうらしまこのかみ)のお神輿です。
平成30年10月7日 正午頃
向かって左のお神輿は今年度還暦の方々の曳行、右は神輿連が担ぎます。
明日の朝まで、拝殿で安置されます。
平成30年10月7日 午後1時頃
子供屋台が出発の時を迎えます。
地元の小学4年生が綱を引いて曳行します。


平成30年10月7日(日曜日) 宵祭

平成30年10月7日 午後1時15分
いよいよ子供屋台が出発しました。
平成30年10月7日 午後1時20分
ここから夕方まで、町中を巡ります。
平成30年10月7日 午後3時頃
子供たちの歓声とともに子供屋台が町を巡ります。
なかなか賑やかな光景ですよ。


平成30年10月7日(日曜日) 宵祭

平成30年10月7日 午後4時頃
子供屋台が巡る道中では、所々に休憩場所を設けてくださるところがあります。
ここで、子供たちはおやつや飲み物をいただきます。
これも子供たちには大きな楽しみの一つのようです。
平成30年10月7日 午後3時過ぎ
子供屋台とは別の氏子区域では早朝に網野神社を出発した網野神楽保存会が舞っています。
こちらは「青隊」チームです。
平成30年10月7日 午後3時30分ころ
また、別のところでは「黒隊」が神楽舞を披露しています。
新築や結婚、出産などのめでたいことがあったご家庭に呼ばれて、舞を披露するのです。


平成30年10月7日(日曜日) 宵祭

平成30年10月7日 午後4時40分頃
子供屋台が無事に曳行を終えて、網野神社に帰ってまいりました。
明日の本祭りまでは、境内で安置されます。
平成30年10月7日 午後4時50分頃
夕方の境内では、何やら動きがあります。
法被姿の神輿連が夜の巡行へと出発するようです。
平成30年10月7日 午後4時50分頃
神輿連の夜の巡行の出発前に、網野太鼓の先生方から神輿連へエールとともにお見送りです。


平成30年10月7日(日曜日) 宵祭

平成30年10月7日 午後5時30分頃
太鼓車を先導に、神輿連が夜の巡行に出発します。
平成30年10月7日 午後5時30分頃
夜の巡行というのは、明日の神輿渡御では回りきれない通りを太鼓を鳴らしながら回るものです。
祭の宵宮、町中は太鼓が鳴って、お祭り気分も最高潮です。
平成30年10月7日 午後5時30分頃
神輿連は今年42歳の本厄を迎えた迎えた世代が中心となって組織されます。
その年の例祭の神輿渡御に関しては42歳が主体となり、運営していきます。


平成30年10月7日(日曜日) 宵祭

平成30年10月7日 午後5時30分頃

神輿連が夜の巡行に出かけている間は網野太鼓が境内にあって、太鼓の音を切らすことはありません。
網野太鼓は、普段は神社の神事に関わる太鼓を任されています。
また、例祭期間中にあっては神輿連に太鼓の指導や重責を担う彼らへのアドバイザー的立場でもあります。
平成30年10月7日 午後8時頃
神輿連が夜の巡行から休息のため神社へ一時戻りました。
この間も太鼓の音を切らすまいと網野太鼓が太鼓車に乗り込み、太鼓を打ちます。
祭の太鼓とは「神の鼓動」と評される方がいます。
例祭という年に一度の重要な神事に際し、網野太鼓は「神の鼓動」を途切らせることのないよう命懸けでバチを握ります。
平成30年10月7日 午後8時頃
神輿連の夜の巡行は、午後10時頃に無事終了しました。
これで宵宮のすべての日程が無事に修められました。
台風25号の接近で、一時はどうなるものかとひやひやしたものですが安堵いたしました。
明日は、いよいよ本祭りです。
安全と今日以上に盛り上がることを願いながら…。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前7時20分頃
一夜明け、いよいよ本祭りの朝を迎えました。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前7時25分頃
境内に続々と人が集まってまいりました。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前7時25分頃
拝殿の前に、お神輿が2基並びます。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前7時40分頃 
48歳の世代が集まっています。
現在の神輿連は48歳の世代が最年長となります。
先輩として、豊富な経験で後輩たちを導いてほしいと思います。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前7時45分頃
こちらは昨年度の神輿渡御で中心だった43歳の世代です。
みなさん昨年のプレッシャーから解放されたような表情が印象的です。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前8時頃
42歳を迎えた女性も、神輿渡御を後ろからサポートしてくださいます。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前8時30分頃
例祭の本殿での神事を前に拝殿前も緊張に包まれます。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前8時30分頃
白い法被と赤い襷が本厄年42歳の印です。
彼らは今日の日のために、一年かけて走り続けてきました。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前8時30分頃
緊張した雰囲気の中、厳かに例祭の本殿祭が斎行されました。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前8時40分頃
例祭は24時間365日絶え間ないご加護を下さる氏神様に対し出来る限りの感謝を捧げる神事です。
網野神社の一年の神事の中で最も重要な神事となります。
それ故、通常の神事とは大きく異なります。
神饌(しんせん…お供え物の意)も通常よりもはるかに豪勢に調えて、氏神様に召し上がっていただきます。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前8時50分頃
神職の祝詞奏上の後には、巫女の「浦安の舞」奉納です。
地元の女子高生2名が夏から練習を積んで、この日に臨んでいます。
氏神様への感謝のために、巫女舞を楽しんでいただくわけです。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前8時50分頃
浦安の舞とは
紀元二六〇〇年の奉祝が行われた昭和十五年十一月十日、午前十時に全国の神社で執行された奉祝祭で神慮を慰め奉るために一斉に奉納され、それ以来多くの神社で盛んに奉納されています。
歌詞は昭和天皇の御製(ぎょせい…天皇陛下のお作りになられた和歌)です。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前9時15分頃
いよいよご神体を本殿よりお神輿へとお遷しするわけですが、
その際、網野太鼓さんに太鼓を鳴らしてもらいます。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前9時15分頃
お神輿にご神体を納める瞬間です。
神さまが動かれる、この時は恐れ多い瞬間ですので、ご参列の皆さんは頭を下げておられます。

神職もこの時は、とても緊張します。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前9時15分頃
ご神体の納められたお神輿の前で、神楽舞が奉納されます。
年に一度の神輿渡御に出られる氏神様へ特別な感謝を込めて舞が奉納されるのです。
神楽の笛の音を「神さまの息吹」と評される方がおられます。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前9時40分頃
神輿連の各年代の代表が中央に集まり、お神輿の出発を前に鏡開きを行います。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前9時50分頃
いよいよお神輿が担がれました。
出発時の担ぎ手は、白法被の42歳本厄年です。

昨年の例祭が終わってから、この日のために準備をしてきました。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前9時50分頃
平成30年度神輿連、約170名による神輿巡幸が開始されました。
夕方まで町中を巡ります。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前10時頃
網野神社の例祭は、この年、還暦を迎えた方々にも行列へ加わっていただきます。。
神輿連のお神輿とは別に、もう一基のお神輿は責任役員総代に加え、ご来賓や還暦の方々で行列を作り巡幸します。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前10時頃
還暦の方のお神輿には網野神社の主祭神である日子坐王(ひこいますのみこ)がお乗りになります。
参列者は錦旗をはじめとした威儀物を手に取り、行列を作ります。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前10時頃
神職は人力車に乗せてもらいます。
この人力車は約30年程、倉庫の中にしまってあったのですが、3年前に総代さんに大修理をしていただき、再びお神輿の行列に加わることとなりました。

車夫のコスチュームまで徹底している点にご注目ください。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前10時頃
責任役員総代さんと還暦さんの行列が網野神社より出発します。
この行列の後方に、日子坐王のお神輿があります。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前10時頃
威儀物を手に行列が出発します。
目指すは元宮祭の行われる御陵の交差点です。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前10時20分頃
網野神社の氏子区域では、子ども神輿も賑やかに巡行しています。
子どもたちも年に一度の例祭を楽しみにしています。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前10時40分頃
他の地区でも子ども神輿が出ています。
賑やかに元宮祭の行われる御陵交差点を目指しています。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前10時55分頃
神輿連の神輿巡幸はやはり豪快さが異なります。
お祭のお神輿だけが持つ存在感というのでしょうか?力を感じます。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前10時55分頃
午前11時に御陵の交差点では、元宮祭が行われます。
急ぐ神輿連。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時5分頃
日子坐王のお神輿も御陵交差点に向かっています。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時5分頃
無事に二基のお神輿が御陵交差点に到着したので、すぐさま元宮祭を始めます。
元宮祭を始めるにあたり、神職が神事の説明をいたします。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時10分頃
元宮祭は網野神社が元々鎮座していた場所(それが元宮です。)にご神体をお遷し、
そこで、この祭が無事に修められますようにということと氏子崇敬者の平安を祈願する神事です。
この御陵交差点で一時、お神輿を停め、神職はご神体をお抱えして元宮まで向かいます。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時20分頃
神職が元宮に向かっている間は、もう一基のお神輿の神さまにはその帰りを待っていただきます。
つまりお留守番ということです

このお留守番の間に、神さまには伝統芸能を楽しんでいただきます。
まずは網野神楽保存会の御神楽奉納です。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時20分頃
青空の中を大きく跳躍する獅子。
ここ元宮祭での御神楽奉納では、獅子が同時に2体舞うなど、
ここだけでしかみることのできない特別な舞です。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時30分頃
続いては御陵区子供神楽の登場です。
獅子頭を被った子供たちが3人舞います。
とても可愛らしく微笑ましいひとときです。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時30分頃
一生懸命に舞う御陵区子供神楽の子どもたち。
この秋の例祭を迎えるまで、何度も何度も練習を続けてきました。
練習は決して簡単ではないのですが、「地元の伝統行事を守っていきたい。」と
中学生になっても継続する子どもたちが少なくないとのことです。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時40分頃
元宮祭の奉納のトリを務めるのは網野太鼓です。
「私たちは神さまのお近くにあって、神さまのための太鼓を打つ役割です。」と
網野太鼓の皆さんは語ります。

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時40分頃
網野太鼓の特色は「即興」だと思います。
コバチという基本のリズムに乗せながら、
オオバチの打ち手が、アドリブで打ち鳴らします



平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時45分頃
決まった形がない「即興」故に、太鼓の打ち方はオオバチ奏者に委ねられます。
「即興」ですが、「好き勝手」でも「デタラメ」でもありません。
「すべて神さまのために…、祭にふさわしいものを…」という点に網野太鼓は軸を置きます。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時50分頃
網野太鼓の奉納は、御陵交差点の大勢の参列者全員で三本締めで結びます。
ここ御陵の交差点で網野太鼓が奉納するようになって五度目の三本締めです。
すっかり、みなさんに浸透しています。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時50分頃
神職が元宮祭を修めて、御陵交差点に戻ってまいりました。
すぐさま、お神輿に御神体を修めて、巡幸の続きを行います。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時50分頃
元宮祭を修め、再び巡幸に出発する神輿連。
ここでは大きく3回転するというのが恒例になっており、
詰めかけた参列者の拍手もひときわ大きくなります。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時50分頃
日子坐王様のお神輿の巡幸も再開です。
歓声の中を進みます。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午前11時50分頃
日子坐王様のお神輿を引くのは、この年に還暦を迎えた方々です。
還暦の方も42歳の時には、神輿連として秋祭りを取り仕切られました。
祭一色で過ごした42歳の日々を思い起こしておられるでしょうか?



平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 正午頃
日子坐王様の行列が町を巡って、神社に還り着きました。
平成30年10月8日(月・体育の日) 正午頃
普段住み慣れた町でも、お祭りの日に歩くとその光景も違って見えます。
平成30年10月8日(月・体育の日) 正午頃
すぐさま、ご神体をお神輿からご本殿にお遷しします。
町を巡り、元宮に「里帰り」をされ、そのご神威をさらに増された日子坐王様です。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 正午頃
神輿連は午後からの巡幸に備えて、休憩中です。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後2時頃
午後からも元気よく町中を巡る神輿連。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時30分頃
悔いのないように、隈なく町を巡る神輿連。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時30分頃
丸一日掛けて、町中を巡ってきた神輿連の巡幸もいよいよ神社の近くまで戻ってまいりました。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時30分頃
もう間もなく神輿連の巡幸の最後の見せ場である「北都信金前交差点の攻防」が始まります。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時30分頃
「北都信金前交差点の攻防」とは、お神輿を神社へ還そうとするお神輿を担ぐ42歳世代とお祭りを簡単には終わらせまいと人垣を作ってお神輿の行く手を阻む先輩世代のやり取りです。
お神輿が交差点で左右に行き来を繰り返します。
それはまるで、神さまがまだまだ神社へ帰りたくない、こんなに楽しい祭りをもっと続けたいとおっしゃているかのようです。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時30分頃
神輿連が北都信金前交差点に動き始めました。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時40分頃
何度も行く手を阻まれる神輿連。42歳の担ぎ手たち。
もしかすると、この試練を乗り越えることで、一人前として認められるという意味もあるのかもしれません。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時40分頃
北都信金前の交差点をなんとか突破して、お神輿は網野神社へ向かいます。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時40分頃
もう一息です。
神輿連、とりわけこの一年をこのお祭りにすべてを捧げた42歳の世代には思いが詰まったラストランです。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時40分頃
もう残ってる力などほとんどありません。
声だって枯れはてています。
それでも奮い立たせるように、悔いを越さないようにとお神輿を高々と掲げる神輿連42歳。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時40分頃
最後の石段を登ります。
最後の最後まで、慎重にケガのないように…。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時40分頃
ようやく拝殿前に到着しました。
神輿連が長い長い神輿巡幸から、無事に帰ってきてくれました。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時40分頃
拍手で互いを称えあいます。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時40分頃
すぐさま還幸祭を執り行います。
ご神体をお神輿からご本殿へお遷しする神事です。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午後3時40分頃
丸一日、町を巡ったご神体がめでたくご本殿に還られ、参列者一同で一拝。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後4時頃
ここからは、この例祭期間中、神輿連の中で太鼓を打つ役を担った方々による太鼓の披露が始まります。
「太鼓伝達式」といいます。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後4時頃
拝殿前での「太鼓伝達式」は、平成25年から始まりました。
48歳、43歳、42歳、41歳の各年代から5〜6名ほどが太鼓の役に当たり、例祭の締めくくりに太鼓を披露します。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午後4時頃
48歳が太鼓を打ちます。
現在の網野神社神輿連は48歳が最長年齢となります。
43歳で神輿渡御に携われば、一旦、神輿連から離れ、再び48歳で神輿渡御に携わり、それが最終となります。
この48歳世代は43歳で神輿渡御を離れたのちも、境内に幟を立てるなどして秋祭りに関わり続けてきました。
「僕たちはこの祭りが最後になるので、もう一度だけみなさんの『わっしょい!』という声を聞かせてください。」と
48歳の仲間が参拝客に呼びかけ、境内は「わっしょい!」の声で包まれました。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後4時頃
白い法被に赤い襷が今年の主役である本厄の印です。
やはり、この一年を率いてきた世代だけに、頼もしさが異なります。
力強い太鼓を前に参拝客は目と耳を奪われます。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後4時頃
白法被の本厄に紺色の法被が加わります。
紺色の法被は、来年の神輿巡幸を担う前厄(41歳)です。
ここまで、先輩たちの背中を見ながら、来年の自分たちの巡幸に思いを馳せていることでしょう。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

平成30年10月8日(月・体育の日) 午後4時頃
太鼓伝達式は、最後に前厄が打って修めとなります。
まさに「引き継ぎ」、祭が先輩から後輩へと繋がれます。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後4時頃
来年の神輿巡幸を担う前厄の世代が参拝客を前に決意表明です。
神輿巡幸を取り仕切るのは、本当に大変なことです。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
平成30年10月8日(月・体育の日) 午後4時頃
おかげさまですべて行事を修めることができました。
本厄さんは、その功績を称え胴上げです。
これも恒例です。

本当に一年間、お疲れさまでした。
おかげさまで、今年もいいお祭りとなりました。


平成30年10月8日(月・体育の日) 本祭り

みなさまのおかげさまをもちまして
無事に平成30年度網野神社例祭を修めることができました。


こうして祭が済めば、
実りの秋はさらに深まり、丹後は冬へと向かいます。